人工芝をDIY施工するまでの大まかな流れについて解説!
庭を素敵にみせてくれる人工芝には、憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。なかには「DIYで施行をしたい!」とお考えの方もいることでしょう。今回はそんな方のために、人工芝をDIY施工するまでの大まかな流れについて解説します。必要なアイテムや業者に任せるべきケースもお伝えするので、ぜひ参考にしてみてください。
人工芝をDIY施工する際に必要なアイテム
人工芝をDIYで施行するときには、何が必要になるのでしょうか。ここでは最初に、用意しておくべきアイテムについてみていくことにしましょう。何といってもまずは、人工芝の準備をしなければなりません。人工芝にはさまざまな種類のものがあり、丈の長さや水はけのよさなどはそれぞれです。費用も気になるところですが、理想通りの人工芝を施工するためには、機能面も考慮して選ぶのがおすすめといえます。
次に、防草シートについて考えましょう。防草シートにはその名のとおり、種の侵入を防いで生長もしにくくする効果があるので、用意するのがおすすめです。なくても問題ありませんが、きれいな芝を長く楽しめなくなる可能性については、知っておいた方がいいでしょう。芝を張る場所に除草が求められるような場合や、石などがたくさんあったりする場合には、山砂やけい砂の準備もしておきます。地面をならし、安定して美しく人工芝を張れるようにするためです。人工芝と防草シートは固定にU字釘を用いるので、こちらも必要量用意しておくことを忘れないようにしてください。
また、実際の作業においては、スコップやトンカチ、工具用のカッター、はさみ、メジャー、養生テープ、ガムテープ、レンガ、油性マジック、ジョイントテープなども必要になります。普段からDIYをしているという方であれば、このようなアイテムをわざわざ用意しなくてもいいかもしれません。これらのアイテムは、ホームセンターやネットなどでも簡単に入手することができます。スムーズに作業を行うためにも、事前にしっかりと準備をしておくようにしましょう。
人工芝をDIY施工する前に確認するべきポイント
人工芝をDIY施行する際に必要なアイテムがわかったところで、それらを集め出す前に確認しておくべきポイントについても押さえておきましょう。
まずは、人工芝を敷く予定の場所の面積を把握しておいてください。用意する人工芝は、図った面積よりも大きめにしておくことが重要です。面積にぴったりのものを使ったり、小さいものを使ったりすると、調整ができなくなってしまい、見た目にも影響が出る可能性があります。「DIYでもできるだけキレイに施工したい!」と考えている方は、この点を必ず押さえておきましょう。
次に、U字釘の量についてです。こちらは足りなくなることがないように、多めに準備をしておいた方がいいでしょう。U字釘を使う目安としては、人工芝の外側で30cmから50cmの間隔に1本です。人工芝のつなぎ目となる部分では、1mに1本の間隔が目安になります。防草シートを固定するときには、人工芝ほどの量を必要としませんが、使用する際には、その分についても考慮して計算し、用意をしておきましょう。
最後に、山砂・けい砂の量も必要分を調べます。広さや状態によって、どれくらいの量が必要かは変わってくるので、見当がつかない場合はホームセンターの店員さんなどに相談してみるといいでしょう。適切なアドバイスをもらえるかもしれません。
人工芝をDIY施工するまでの大まかな流れ
それでは、実際に人工芝をDIY施工するときに知りたい、大まかな流れについても確認をしていきます。まずは、人工芝を敷く場所で下地を作る作業をします。石などを取り除き、雑草は根元から抜いておくようにしましょう。雑草が残ってしまっていると人工芝を敷いてから生長してしまうこともるので、手を抜いてはいけません。
それが終われば、山砂・けい砂で地面をならします。均一に敷くことができたら、レンガなどを利用して押し固めていきましょう。地面が問題なく仕上がったら、防草シートを敷いていってください。固定ができたらいよいよ人工芝を敷き詰めていきます。人工芝は大きめに切り取って微調整するようにして、隙間ができないようにしましょう。見た目にもかかわってくるので、作業は丁寧に行わなければなりません。
きちんと調整ができたら、防草シートを織り込み、U字釘で固定します。掃除などをして完成です。大まかではありますが、DIYで人工芝を施工するときの流れは以上になります。「これくらいなら確かにDIYできるかも」と思った方や「自分でやってみるのも楽しそう!」と感じた方も、多いのではないでしょうか。
こんな場合は専門業者に施工を任せるのがおすすめ!
必要なアイテムをそろえ、事前にポイントを確認しておけば、DIYで人工芝を施工することも決して不可能なことではないでしょう。昨今のDIYブームにより、実際に自分で人工芝の施工をしたという方も増えてきています。しかし、DIYでもできるからといって、人工芝を施工する作業が簡単かというと、決してそうではありません。DIYで施行をするのか専門の業者に任せるのか悩んでいるという方は、必ずこの点を意識しておくようにしましょう。施工には体力も必要ですし、細かい作業もあります。慣れていない方がきれいに人工芝を張ろうとすれば、手間も時間もかかることでしょう。仕上がりも自分の腕次第となるので、必ずしもきれいに施工ができるとは限りません。
「DIYでできるならと思っていたけれど、業者に頼んだ方がいいのかな?」という疑問をお持ちの方のために、ここでは最後に、人工芝の施工を専門業者に任せるべきケースについても検討しておくことにします。
まず、人工芝を敷きたいと思っている場所の面積が広い場合には、業者に依頼をすることも積極的に考えるべきであるといえるでしょう。面積が広いと地面をならすのはもちろんのこと、人工芝の運搬にも労力を要します。つなぎ目がズレやすくなったりもするので、時間に加えて手間がかかることも認識しておかなければなりません。当然「作業に割いている時間がない!」という方にとっては、業者の検討もよりおすすめといえます。
また、趣味などでDIYをしているという方でない場合も、専門業者に施工をお願いするのがいいでしょう。もちろん、ここまでの記事を読んで「DIYで施行するのは大変そうだな…」と感じた方や「苦手な作業が多そうだな…」などと自信をもてなくなった方も、業者への依頼を考えてみるのがおすすめです。DIYでの施工と比べると、専門業者への依頼は費用がかかってしまいますが、その分メリットもあります。たとえば、下地はしっかり仕上げてくれるので、雑草の生えにくい、水はけのいいものになります。
これらは、人工芝を長持ちさせることにもかかわってくるポイントです。仕上がりの美しさにも期待ができますし、張替えの場合には古くなった芝の処分なども任せられます。アフターサービスが充実している業者であれば、万が一のことが起こったときにも安心できることでしょう。作業だけでなく、アイテムの準備や施工前の確認などをしなくてよくなることも、人によってはメリットと感じられるのではないでしょうか。
人工芝をDIY施工するまでの大まかな流れについては、つかめたことと思います。人工芝は、DIYでも施工が可能です。しかし、なかには専門業者に依頼をした方がいいケースもあるので、記事中のケースに当てはまった場合はぜひ、専門業者に任せることも検討してみてください。もちろん、業者に任せることになったら、どの業者を選ぶのかも重要になってきます。特徴は必ず比較検討をして、理想通りの人工芝を手に入れてください。