人工芝設置にジョイントテープは欠かせない!使うメリットとは
人工芝の見た目にこだわりたい人に、今回の記事はおすすめです。ジョイントテープを紹介します。ジョイントテープは工事に必須のアイテムで、人工芝の隙間を埋めるときに活躍します。片面と両面の2つのタイプがありますが、初心者でも使用しやすいのが片面タイプです。メリットと使用方法を見ていきましょう。
ジョイントテープは仕上がりを左右する
人工芝が敷き詰められている地面に隙間があるケースをよく目にします。隙間をそのまま放置していると見た目が綺麗ではありません。そして、隙間から雑草が生えてくることがあります。雑草が生えてくるとそこに虫が発生する可能性があります。人工芝の上でくつろぎたいと思っていても、虫が発生しているとそのような気持ちが萎えてしまうので、雑草対策という意味でもジョイント部分の処理を丁寧に行いましょう。
ジョイント部分の処理は大切
仕上がりに大きく影響するので、ジョイント部分の処理は怠らないようにしましょう。面倒な工程に思うかもしれませんが、楽しみながら取り組みましょう。その効果としてまず挙げられるのが、人工芝の継ぎ目が目立たなくなるので見た目が美しい状態を保てるということですせっかく設置したのに見た目が美しくないと悲しくなってしまいます。次に、人工芝同士の隙間がなくなるので、土の上に人工芝を設置することにより雑草が生えてくるのを防げます。
一度雑草が生えてしまうと面倒なことになるので、雑草対策のためにも隙間をなくすようにしましょう。そして、子どもや高齢者にとって地面の段差は歩行のときに危険です。ジョイント部分の処理を丁寧に行っていると隙間がないので安心して歩けます。このように、見た目だけではなく実用性の観点からもジョイント部分の処理は大切です。
ジョイントテープを使用する
ジョイントテープは、テープに粘着剤が付いているので下地と接着するときに使用します。効率よく作業ができるので、初めて取り組む人も安心して間違うことなく使用できます。ジョイントテープは、安いものだと数百円から販売されているのでリーズナブルです。安価なものでも性能が良ければ問題ありませんが、ジョイントテープを購入するときは、剥がれにくく接着力が強いものを選ぶようにしましょう。ジョイントテープは、ホームセンターやインターネットの専用サイトで購入可能です。
ジョイントテープを使うメリット
人工芝の継ぎ目をなくすことで見た目を美しく保つだけではなく、雑草が生えてくるのを防げるので衛生面にもよい影響があります。U字杭を併用することにより隙間を埋めつつ固定できるようになります。
継ぎ目が綺麗になり仕上がりがよくなる
U字杭だけを使用した場合、継ぎ目の固定には有効ですが、継ぎ目をなくす効果はありません。ジョイントテープとU字杭では役割が異なるので混同しないようにしましょう。ジョイントテープで人工芝と床をしっかり接着させることで美しい見た目になります。仕上がりが段違いによくなるでしょう。
継ぎ目がめくれにくくなる
継ぎ目は一度めくれてしまうと、上から人工芝を手で押さえ足で踏んだとしても再びめくれてきてしまいます。そうなると、見た目の美しさが損なわれるだけではなく、人工芝の継ぎ目に足をとられて転倒するおそれがあります。とくに、子どもや高齢者が人工芝の上を歩くときは気を付けましょう。そのためにも継ぎ目をジョイントテープで処理しておくことは重要です。人工芝も傷みにくく長持ちするので、長期間にわたり綺麗な景観を維持できるでしょう。
雑草が生えてこなくなる
人工芝の隙間に雑草が生えるメカニズムは、人工芝の隙間に日光が届くことにより草が成長するためです。そのような状態になってしまうと、景観が損なわれるだけではなく雑草の周りに虫が飛来するようになるので、人工芝の上でくつろぐことをためらうようになってしまうでしょう。人工芝の隙間をなくすことは、衛生面の観点からだけではなく、人工芝の上で過ごす時間を継続するためにも必要なのです。
ジョイントテープの使い方
片面タイプと両面タイプの2つのタイプがあります。DIYで人工芝を設置する人は、片面タイプのジョイントテープがおすすめです。簡単に使用できることと接着力が強いことが特徴です。
片面タイプのジョイントテープの使い方
人工芝の仮置きから、設置した人工芝を補強するまでの流れを紹介します。まず、ベランダやバルコニーなどの人工芝を設置する場所を清掃して床を綺麗な状態にします。次に、人工芝を仮置きします。ジョイント部分を一度開き、仮置きした人工芝の裏面にジョイントテープを貼り付けます。
そして、開いた人工芝を閉じて、人工芝を上から押さえます。このときにしっかり床に接着させることがポイントです。さらに、継ぎ目を指で擦りながら人工芝を床に馴染ませます。最後に、U字杭を打って人工芝が浮き上がるのを防ぎます。U字杭を打ち忘れると人工芝と床の接着力が弱まったときに人工芝がずれてしまうので、必ずU字杭を打つようにしましょう。
両面タイプのジョイントテープ
使用方法を紹介します。まず、地面や防草シートの上にテープを貼ります。次にテープに付いている紙を剥がします。そして、人工芝を乗せて固定します。これで完了ですが、両面タイプのジョイントテープは、接着力が片面タイプのジョイントテープと比較するとやや弱いのが特徴です。
そのため、人工芝がずれたりする危険があるので、ボンドも使用して接着するようにします。ボンドも併用して人工芝を設置する場合はやや難易度が高くなるので、初心者は両面タイプではなく片面タイプのジョイントテープの使用がおすすめです。そして、両面テープは床に跡が残りやすいので気を付けるようにしましょう。
片面タイプのジョイントテープ
使用方法は、人工芝の裏面に直接貼付するだけです。シンプルな使い方なので、誰でも簡単に使用できるのが特徴です。初心者はこちらのほうがよいでしょう。
ジョイントテープの代用品となるもの
ホームセンターだけではなく、ドラッグストアやスーパーでも販売されている養生テープが代用品になります。粘着力が強い養生テープを使用するようにします。なかには、粘着力が弱くて人工芝にくっつかないものもあります。これでは意味がないので、粘着力を確認してから購入するようにしましょう。引っ越し業者がお客さんの荷物を養生するときに使用する養生テープであれば、まったく問題ありません。
専門業者に依頼する方法もある
初めて人工芝を設置する人や、いつもDIYで失敗している人は、専門業者に依頼する方法があります。人工芝を設置するのが目的で仕上がりは二の次という人であれば専門業者に依頼する必要はないかもしれませんが、少しでも仕上がりにこだわりたい人や失敗したくない人は専門業者に依頼しましょう。工事中にDIYのアドバイスを受けることができるかもしれません。また、工事中の様子を外から見ることで、自分でDIYするときに活かせるものがあるかもしれません。検討してみてください。
まとめ
人工芝を綺麗に設置するためには、細かい部分の作業を疎かにしてはいけません。人工芝に限らずほとんどのものは経年劣化します。そのときの劣化のスピードに違いがあるのは、作業の正確さが大きく明暗を分けます。人工芝の設置はジョイントテープやU字杭などを使用してDIYでもできますが、クオリティを求めている人は、人工芝の設置を専門にしている業者に依頼することも検討してみましょう。DIYでクオリティを求めている人は、ジョイントテープなどを適切に使用して綺麗な状態を作れるようにしてください。作業の工程やポイントを詳しく知りたい人は、専門業者による動画配信なども行われているので参考にするとともに、専門業者のスキルを自分のものにしてみましょう。