赤ちゃんが人工芝で遊んでも安全?
庭の手入れを楽にするという目的などでも利用することができる人工芝ですが、色々と気になるポイントがある人も珍しくありません。
例えばその一つが赤ちゃんのいるご家庭の場合、便利だからと言って簡単に利用しても良いかどうかということです。
では実際には利用しても良いのかどうかを見ていきましょう。
人工芝の一部に使われている充填剤
人工芝は手入れが楽などの理由から利用する人も珍しくありませんが、中には赤ちゃんがいるご家庭では使わない方が良いと言われたことがある人もいるのではないでしょうか。
その理由の一つがサッカー場で利用されている人工芝に使われている充填剤の存在です。この充填剤は芝のクッション性を高めるために利用されており、一般的にはゴムチップが活用されています。
ゴムチップ自体はタイヤの廃材などを利用していることが多く、そこにはベンゼンやカーボンブラックなどが含まれている状態でした。ゴム自体は徐々に劣化していってしまうため、もともとのゴムチップよりももっと小さな状態になってしまいます。
もちろん大人であればそれを口にすることはあまり心配しなくても大丈夫ですが、赤ちゃんはなんでも口に運んでしまいます。だから赤ちゃんのいるご家庭では人工芝の利用は危険なのではないかと言われてしまうのです。
しかし、あくまでも危険だと言われているのは充填剤として利用しているゴムチップの一部であり、葉っぱの部分ではないということを理解しておくと良いでしょう。したがって、実際に人工芝を購入するというときは、充填材が利用されていないかどうかということを必ず確認しておきましょう。そうすれば安心して小さなお子さんがいるご家庭であっても利用することができるからです。
家庭用の人工芝には利用されていない充填剤
人工芝にはクッション性を高める目的でゴムチップが充填剤として利用されており、そのチップに含まれている成分の一部が危険視されています。ただ、たしかにそのチップに含まれている成分が人体に対してなんらかの影響を及ぼす可能性はありますが、だからといって人工芝が危険だということではありません。
なぜなら、そもそも家庭用として利用されているものに関しては、クッション性を高める必要がないので、充填剤を利用していないからです。つまり充填剤として利用しているゴムチップが劣化して小さくなってしまう、それを子供が口に入れてしまうのではないかと心配する必要はないということです。
また何より、メーカーは第三者機関で有害物質がないかどうかという検査を受けています。もちろんそこでなにかが含まれていて危険だと判断されれば、市場に出回ることはありません。つまり、今市場に出回っているものに関しては、すでに安全性を証明されたものが多いということができるのです。
ただ、やはりかわいい我が子の健康になんらかの影響を及ぼしてしまう可能性があるのは心配だから利用できないという人もいるでしょう。そんなときは、適当に選んでしまうのではなく、まずはどこのメーカーの商品かというのを調べることをおすすめします。そしてしっかりと品質検査を受け、安全性が確認されているというのを証明されているものだけを購入すれば、それほど過剰に心配する必要はありません。
また注意したいポイントとしてはゴムチップだけではありません。例えば、乳幼児の肌自体は大人に比べるとはるかにデリケートにできているので、硬い素材ものが肌に触れると刺激を受けてかゆみが出たりする可能性もあります。したがって、肌が弱い子がいるご家庭で利用するというときは、できるだけ柔らかいタイプを選ぶようにしましょう。そうすれば肌に対する刺激を最小限におさえることができるので、かゆみの発生なども起きにくくなるからです。
もう一つは劣化したものをそのまま利用していると、ちぎれた葉っぱを子供が口に入れてしまう可能性があるということです。なんでも口に入れて確認する赤ちゃんだからこそ、入れて良いものかどうかというのを自分で判断することはできません。もちろん素材としてはそれほど危険なものではありませんが、口の中に入れて食べてしまうことを前提として作られているわけではないので注意しましょう。
実際にその上で遊ばせる場合は、口の中になにも入れていないかを適宜確認するようにすると安心です。また、劣化してくるとどうしても葉っぱが切れやすくなる可能性もあるので、劣化した場合は新しい芝に張り替えることをおすすめします。
赤ちゃんがいても利用できる人工芝
家庭用に関しては充填物を利用しているわけではないので、あとはちぎれた葉っぱを食べてしまわないかどうかなどをチェックしておけば安心して人工芝を利用することができます。
しかし、そもそもチクチクとした肌触りが嫌だという子も少なくないので、そこで遊ぶことを前提としていたにもかかわらず、全く遊んでくれないということもあり得ます。もちろんそれはその子の性格や個性によっても変わってくるので、全員の子が利用しない、遊ばないというわけではありません。ただ、刺激が嫌だから遊びたがらないということもあるので、その点を理解しておくと良いでしょう。
この芝自体はベランダなどの屋外だけでなく、室内でも利用することはできるようになっています。基本的には赤ちゃんや小さなお子さんがいるご家庭で利用したとしてもなんら問題はありません。
もちろん天然芝のように定期的に刈り込む必要もなく、水やりをしなかったとしても枯れてしまうということもありません。害虫駆除をする必要もなく、年中緑色の芝を楽しむことができるので、実際に利用するメリットはかなりあるといって良いでしょう。
ただ、人工芝といっても色々なタイプが存在しており、全て同じ性質、材質というわけではないのでその点には注意が必要です。なるべくお子さんがいるご家庭で遊ぶ場所として利用するというときは、安全で肌触りもよく、さらに充填剤を利用していないタイプを選びましょう。
また、そのままあまり手入れをしなくても利用することはできますが、やはりどうしても下の方に小さなゴミが落ちてしまいます。ですから、その場合は芝をめくって下に落ちているゴミを綺麗に掃除しておくと良いでしょう。特に利用する場所によっては土や砂埃が下に溜まっていることもあるので、定期的に掃除をすることをおすすめします。
赤ちゃんが利用するスペースの人工芝の選び方は?
赤ちゃんが過ごすスペースや遊び場に人工芝を敷きたい場合の商品の選び方にはいくつかポイントがあります。ひとつめは、先ほども少し紹介したようになるべく柔らかい素材の物を選ぶという点です。人工芝にはおもに、「ナイロン製」「ポリエチレン製」「ポリプロピレン製」の3種類があります。その中でも、ポリエチレン製やポリプロピレン製は、耐久性が高いというメリットはあるものの、柔らかさに欠けてしまいます。そのため比較的柔らかい製品が多いナイロン製のものがおすすめです。
また、人工芝は製品によって様々な性能を持ち合わせています。赤ちゃんが利用するスペースに敷く場合は、抗菌性・防臭性がある製品を選ぶと衛生に保ちやすくなります。
他にも、クッション性がある製品を選ぶことで、転倒時の衝撃を和らげることができたり、防振・防音性がある製品ですと、遊んだり走ったりする音や振動を吸収してくれるので、集合住宅などでも時間を気にせず遊ぶことが可能になります。さらに、滑り止めがついているものや、固定しやすい製品を選ぶことで設置がしやすくなり、安全に活動することができます。
人工芝は屋内でも屋外でも利用することができるだけでなく、天然芝のように水やりをしたり刈り込む必要もありません。手入れがかなり少なくて済み、さらに下に雑草も生えにくくなるということから土の上でも利用できます。
ただ、実は健康になんらかの影響があるので赤ちゃんがいる場合は利用を控えるべきではないかと言われてしまうこともあります。その理由が、クッション材として利用している充填物が劣化して小さなゴムチップになってしまうということです。ゴムチップは廃タイヤを利用していることも多いので、タイヤに含まれている成分が体になんらかの影響を及ぼしてしまう可能性があるからです。
ただ家庭用に関しては充填材を利用しているわけではないので、ゴムチップの影響を気にする必要はありません。また色々な素材のものが売られているので、肌触りの良いものを利用すれば小さなお子さんがいるご家庭でも十分安心して利用できます。
評判の良い人工芝施工業者5選
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会社名 | 日本人工芝計画 | 芝人 | 国分グリーンファーム | たかはし庭園 | 芝本舗 |
問い合わせ先 | 0120-905-602 | 0120-48-1148 | 048-536-7777 | 0120-971-446 | 0120-48-0601 |
対象エリア | 関東地方、山梨県、静岡県 | 全国対応 | 不明 | 神奈川県(横浜市・川崎市)、東京都 | 東京都、神奈川県、千葉県、茨城県 |
保証の有無 | あり | なし | なし | あり | なし |
特徴 | 関東圏唯一の人工芝工事の専門法人。 技術は高く、価格は業界平均よりかなり安い | 名古屋に本社がある。国土交通省と同じ防草シートを使用している。 | 二色混合・四色混合の人工芝を取り扱う。色の混合により、本物のような自然な質感の人工芝になっている。 | 人工芝だけでなく、庭のリフォームや、植栽、雑草対策、木の伐採・剪定など庭のことなら何でも相談できる。 | 高品質かつ低価格な3つの商品を展開。障がい者の就労支援を行っている |
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